今回紹介するのは、MacOS版iTunesでのオーディオCDの非圧縮によるリッピングです。
iTunesの初期設定は、前回Windows版でも紹介したようにエンコード方式は「AAC」、ビットレートは「128Kbps」です。そのため、非圧縮でリッピングを行うためには設定の変更が必要となります。以降はMacOS版のiTunesでの設定変更の説明をメニュー構成に沿って進めていきます。
1.「iTunes」メニューの「環境設定」を選択し開きます。
4.「読み込み方法」のプルダウンメニューからエンコードフォーマットとして「AIFFエンコーダ」もしくは「WAVエンコーダ」、「Appleロスレス・エンコーダ」を選択します。※「Appleロスレス・エンコーダ」を選択した場合、5.6.の設定は不要です。
6.表示されるダイアログで「サンプルレート」「サンプルサイズ」「チャンネル」を、それぞれ「44.1kHz」「16ビット」「ステレオ」に設定します。
7.「OK」をクリックして設定を保存します。
8.CDドライブにオーディオCDを入れると、「読み込み」の実行を確認してきますので「OK」をクリックするとリッピングが開始されます。
【おまけ】
MacOS X-10.4.x以降では警告やサウンドエフェクトの再生装置を内蔵スピーカーに設定することが出来ます。そのことにより、REX-Link2/REX-WHP2から、警告やサウンドエフェクトの音を出すことなく、音楽を楽しむことが出来ます。
1.「ドック」(画面下中央にあるショートカット)の「システム環境設定」をクリックします。
2.「システム環境設定」のメニューから「サウンド」をクリックします。
3.「サウンドエフェクト」タブをクリックし、「警告とサウンドエフェクトの再生装置」のプルダウンメニューから「内蔵スピーカー」を選択します。
次回はWindows Media Playerによる、オーディオCDの非圧縮によるリッピング方法をご紹介します。