前回まで、パソコンでオーディオCDを非圧縮でリッピングする方法をご紹介してきました。
ハードディスクドライブが大容量化する中、コレクションのすべてを最高音質で保存することも決して夢ではありません。
しかし、ハードディスクはその可能性がどれだけ低くても突然の故障を避けることはできません。
万一、故障にあった場合には、折角のコレクションも水泡に帰してしまいます。
もう一度、一枚ずつオーディオCDを非圧縮でリッピングし直す作業を考えれば、そのショックは図りしれません。
こうしたハードディスクの故障からデータを守るためには、バックアップという作業が必要です。
今回は、前回ご紹介しました当社のリムーバブルケースの製品ラインナップの中から、最新モデルとなるリムーバブルRAIDケース「SA-DK2EU-R」を使い、RAIDのミラーリングでリッピングしたデータをバックアップする方法を紹介します。
リムーバブルケースは、内蔵ハードディスクを交換トレイと呼んでいるカートリッジに納め、そのままリムーバブルメディアのように利用できるというものです。
「SA-DK2EU-R」でも、お好みの容量の内蔵ハードディスクを2台ご用意頂きます。それを 交換トレイに収め、ミラーリング(RAID0)と呼んでいるモードに設定することにより、同じデータを2台のハードディスクに自動的に保存することができます。
SA-DK2EU-Rの製品特徴を知りたい方はこちら
→ http://www.ratocsystems.com/products/subpage/sadk2eur.html
SA-DK2EU-RのRAIDについて知りたい方はこちら
→ http://www.ratocsystems.com/products/subpage/rexsata/sadk2eur_raid1.html
1.iTunes の「編集」メニューの「設定」を選択し「環境設定」を開きます。
4.「iTunes Musicフォルダの場所」の「変更」をクリックし、SA-DK2EU-Rのハードディスクを選択します。
5.あとはCDドライブにオーディオCDを入れると、「読み込み」の実行を確認してきますので「OK」をクリックするとリッピングが開始されます。
これで、オーディオCDをリッピングするとリムーバブルRAIDケース「SA-DK2EU-R」に保存され、同じデータを同時にバックアップするミラーリングが可能です。
次回はMacでのリムーバブルRAIDケース「SA-DK2EU-R」の設定方法をご紹介します。