お久しぶりです。
約6ヶ月間休んでいた「ものづくりの現場から」のBlogを再開します。
まず、右の写真をご覧ください。Luxmanの真空管アンプの電源トランスカバーの上にちょこんと置かれているのが、先日発表したREX-Link2EXの受信機です。
REX-Link2の発売以来、商品モニターをお願いした方やご購入いただいた方をはじめ、販売店の方、さらにはこれまで私達とは縁の薄かったオーディオ販売店の方やオーディオ関係の雑誌の編集部の方々からいろんなご意見をいただきました。
同時に、PC周辺機器やPCインターフェイスとは違った「音を聴くためのインターフェイス」、オーディオ製品としてのREX-Linkシリーズを開発・提供してゆくためには、私達が何を目標に何をすべきかということも教えていただきました。
「どんな音を出したいのか」という自分たちの目標やメーカとしての立場をはっきりとさせた上で、’いい音’を追い続けるために、いろんなヒアリングテストを行い、それらのいただいたご意見を整理、取捨選択しながら、ものづくりを続けてゆきたいと考えています。
PC周辺機器やインターフェイスの場合は接続する相手やOS,アプリケーションソフトウェアがどんどんモデルチェンジしてゆきますので、それらと競争で互換性の検証テストや対応のための改造を続けていますが、REX-Linkの場合は、さらにそれらの検証テストに加えて「音を聴いて」改良するということを続けなければなりません。
それらのすべての結果を反映しているわけではありませんが、近日発売の製品としてまとめたのが写真の受信機です。まだまだ、改良の途中ですので、実際に発売される製品は少し変わるかも知れませんが、どこをどう改良したのか順番に紹介してゆくことにします。