Raspberry Pi Audio Cookbook #1 – 2

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Posted on 18th 5月 2017 by admin in Raspberry Pi Audio Cookbook |Tips |未分類


前回は本製品についてのご紹介と、この基板を使用に際しての準備についてお話をさせていただきました。
今回はいよいよ、基板についての説明に入ります。

Compute Module 3の実装

Compute Module 3本体は (写真-1) のように約45度ほど斜めにソケットに差し込み、キャリアボードと並行になるように上から押します。力をいれなくとも「カチッ」という音がするはずです。

写真-1

斜め45度ほどの角度からモジュールをセット(左)
真下に押し込む事でセットできる(右)

エッジ(金メッキの部分)が1mm以上もDDRコネクタからはみ出している場合は正しく装着できていませんので金属レバーを左右に広げ(CM3が斜めに浮き上がります)てCM3を取り外し、再度はめ直してください。(写真-2)

写真-2
正しくセットされるとエッジはあまり見えない(左)
モジュールが正しくセットされていないとエッジが見えてしまう(右)

ショートプラグの設定

RAL-KCM3MB1基板上にはJ6,J8,J15の三ヵ所にジャンパポストがあります。これらはそれぞれ下記のようにショートプラグで設定をします。

  • J15 LAN9514動作設定用、LAN MACアドレス設定用ポスト通常使用時は奇数列と偶数列(1と2、3と4….11と12など)をすべてショートプラグでショートしておき設定データをEEPROMから読み出せるようにしておいて下さい。 工場出荷時の設定データにはMACアドレスの上位3バイトのベンダコードとして00C0D0(RATOC Systems, Inc,のベンダコード)、下位3バイトには製品ごとに固有の番号が割り当てられています。その他、EEPROM内にはUSB LANコントローラやUSB HUBの動作を設定するUSB Descriptorが格納されています。なお、Raspberry Pi 3では本EEPROMは実装されていません。Raspbian OSがMACアドレスの上位3バイトにRaspberry Pi財団に割り当てられた値、下位3バイトは重複による衝突を避けるためCPUのシリアル番号の下位3バイトを埋め込んでいます。
    写真-J15
    1-2、3-4……11-12 となるようにショートプラグをセットします(写真右)
  • J6 CM3上の4GB eMMCにOSを書き込む場合に使用します
    J6 CM3 FW FFC-3AMEP1B
    端子番号 信号名 内容 備考
    1 VBUS0_B CN2 VBUS CN2(microUSB)のVBUS入力検出用
    2 UBEN USB Boot Enable CM3上のeMMCをenableにし、
    microSDカードソケットを無効にする。
    3 GND GND

    CM3上のeMMCフラッシュメモリへの書き込みをenableにするためには[1 – 2]間にショートプラグを差し込みます。enableにした後CN2のmicroUSBポートとWindowsPCのUSBポートを接続し電源をONにして下さい。実際の書き込み手順は後で説明します。

    [2 – 3]間にショートプラグを差し込むとCM3基板上のeMMCへのOS書きこみが
    disableとなります。通常使用時はこの位置にしておき、microUSBポートには何も接続しない状態で使用して下さい。CM3 Liteを使用する場合は、この位置にショートプラグを差し込んでおき、microSDカードソケットをenableにしておく必要があります。

    写真- J6
    1番と2番のポストにセットするとCM3上のeMMCに書き込みを許可
    書き込みを禁止させる場合は、2番と3番のポストにセットさせます(写真右)
  • J8 LANポートのActive_LEDおよびLink_LEDを点灯、消灯を設定しますLEDの点滅によるノイズを減少させるために消灯を選択することができます。
    J8 LAN_Link,Act LED enable FFC-3AMEP1B
    端子番号 信号名 内容 備考
    1 VCC3.3 Pull up用電源出力
    2 LED ENB LAN Link/Ack LED アノード 1 – 2 間にショートプラグ設定でLED点灯可。
    3 N.C. 未接続

     

    写真-2
    LED点灯をさせる場合は、1番と2番のポストにプラグをセットしたます(写真右)

各コネクタについて


RAL-CM3MB1ボード図

1 J2
(40P ヘッダ)
Raspberry pi 2 B+, 3互換の40Pヘッダ
2 J3(PH8P) I2S信号出力コネクタ
3 J4(PH4P) I2C信号入出力コネクタ
4 J5(PH9P) SPI信号入出力コネクタ
5 J9 (XH4P) DC+5V供給用コネクタ
6 J10(XP14P) 電源回路切替設定用コネクタ
7 J11(PH3P) ACT_LED 信号取出用コネクタ
8 J12(PH3P) Power_LED 信号取出用コネクタ
9 J13(PH3P) Shutdown_LED 信号出力コネクタ
10 J14(PH4P) Start/Shutdown Pushボタンスイッチ延長用コネクタ
  • J2(40P ヘッダ) Raspberry pi 2 B+, 3互換の 40Pヘッダ
    信号配置は下図を参照して下さい。Raspberry Pi 2 B+,3と配置やGPIO番号、信号レベルは互換です。ただし、DC+5V,DC+3.3Vは出力専用です。これらの端子には外部から電力を供給しないで下さい。KCM3MB1側には逆流防止ダイオードは入れていませんので電源回路が破損する恐れがあります。

    I2S J3 コネクタ 共通部分
    I2C J4 コネクタ 共通部分
    SPI J5 コネクタ 共通部分
  • J3(PH8P) I2S信号出力コネクタ
    GPIOをI2S信号に対応可能なようにVolumio2などRaspberry Piの代表的なMPDにあわせてアサインしています。

    J3 I2S入出力 B8B-PH-K-S
    端子番号 信号名 内容 備考
    1 VCC3.3 外部アイソレータ用電源出力 3.3V 電源出力
    2 GND
    3 I2S MCLK 外部Master Clock入力 GPIO20 40P(J2) 38番と共通
    4 GND
    5 I2S BCK BCLK出力もしくは外部BCLK入力 GPIO18 40P(J2) 12番と共通
    6 I2S LRCK LRCLK出力もしくは外部LRCLK入力 GPIO19 40P(J2) 35番と共通
    7 I2S DATA LPCM Data 出力 GPIO21 40P(J2) 40番と共通
    8 GND S.GND

     

  • J4(PH4P) I2C信号入出力コネクタ
    Raspbian(OS)の標準設定に合わせてI2Cの信号をアサインしています。これらの信号を使用するためにはOSの起動時にI2CがenableとなるようRaspi-Configなどで設定をしておく必要があります。

    J4 I2C入出力 B4B-PH-K-S
    端子番号 信号名 内容 備考
    1 VCC3.3 I2C電源 3.3V電源出力
    2 I2C_SDA1 I2C Data 入出力 GPIO2  40P(J2) 3番と共通。
    1.8kで3.3VにPullup済
    3 I2C_SCL1 I2C Clock 出力 GPIO3  40P(J2) 5番と共通。
    1.8kで3.3VにPullup済
    4 GND S.GND

     

  • J5(PH9P) SPI信号入出力コネクタ
    Raspbian(OS)の標準設定に合わせてSPIの信号をアサインしています。これらの信号を使用するためにはOSの起動時にSPIがenableとなるようRaspi-Configなどで設定をしておく必要があります。

    J5 I2C入出力 B4B-PH-K-S
    端子番号 信号名 内容 備考
    1 VCC3.3 SPI電源 3.3V電源出力
    2 SPI_SCLK SPI Clock 出力 GPIO11 J2(40P) 23番と共通
    3 SPI_MOSI SPI Data 出力 GPIO10 J2(40P) 19番と共通
    4 SPI_MISO SPI Data 入力 GPIO9 J2(40P) 21番と共通
    5 SPI_CE0_N SPI Select 0出力 GPIO8 J2(40P) 24番と共通
    6 SPI_CE1_N SPI Select 1出力 GPIO7 J2(40P) 26番と共通
    7 N.C. 未接続
    8 N.C. 未接続
    9 GND GND

     

  • J9 (XH4P) DC+5V供給用コネクタ
    RAL-KCM3MB1へ電源(DC+5V)を供給するためのコネクタです。XHコネクタを使用していますので端子1本あたり最大3Aの電流を流すことが可能です。ただし、低電圧(DC+5V)大電流(最大3A)の場合はリード線の抵抗分も無視できなくなります。リード線による電圧降下が大きい場合は1,2と3,4という組み合わせて並列にして抵抗分を減らすことが可能です。電源スイッチがOFFの場合でも、Start/Shutdownボタン回路の待機電流が流れていますので短絡事故などにご注意下さい。

    J9 DC+5V電源入力 B4B-XH-A
    端子番号 信号名 内容 備考
    1 DC+5V 電源入力 外部電源入力 DC+5V+/-0.25V
    2 DC+5V 電源入力 外部電源入力 DC+5V+/-0.25V
    3 P.GND 電源 GND /Return 外部電源 GND Return
    4 P.GND 電源 GND /Return 外部電源 GND Return

    注) RAL-KCM3MB1には本コネクタに対応したXHR-4ハウジング、赤リード線(1番に接続済、長さ20cm)、黒リード線(4番に接続済、長さ20cm)が付属しています。

     

  • J10(XP14P) 電源回路切換設定用コネクタ
    J10は電源のモードを設定するレジスタです。標準添付のXHR-14ハウジングでは2番と7番(赤)、9番と14番(白)、10番と12番(黄)が電線で短絡されています。本コネクタを利用することにより、基板外の3.3Vレギュレータ、1.8Vレギュレータを利用することや、Start/Shutdownボタンスイッチを使用しないというモードにも設定することが可能です。

    J10 電源モード設定 B14B-XH-A
    端子番号 信号名 内容 備考
    1 P.GND 電源 GND /Return 電源 GND Return
    2 VCC5 電源入力 DC5V電源入力。4番と共通。
    U13(FET Switch)の出力に接続。
    3 P.GND 電源 GND /Return 電源 GND Return
    4 VCC5 電源入力 DC5V電源入力。2番と共通。
    U13(FET Switch)の出力に接続。
    5 VCC5_IN 電源入力 CM3_V_Batt,U12(3.3Vレギュレータ),
    U14(1.8Vレギュレータ)に5Vを供給。
    6 P.GND 電源 GND /Return 電源 GND Return
    7 VCC5_IN 電源入力 CM3_V_Batt,U12(3.3Vレギュレータ),
    U14(1.8Vレギュレータ)に5Vを供給。
    8 P.GND 電源 GND /Return 電源 GND Return
    9 VCC3.3_OUT U12 出力 KCM3MB1上の3.3Vレギュレータの出力。
    10 VCC1.8_OUT U14 出力 KCM3MB1上の1.8Vレギュレータの出力。
    11 P.GND 電源 GND /Return 電源 GND Return
    12 VCC1.8_IN CM3 1.8V VCC KCM3MB1 DC1.8V電源入力。
    13 P.GND 電源 GND /Return 電源 GND Return
    14 VCC3.3_IN CM3/LAN9514 VCC KCM3MB1 DC3.3V電源入力。

    注)RAL-KCM3MB1には標準設定用のXHR-14ハウジングが付属しています。標準設定では

    1. 2番と7番を接続。基板上の3.3V、1.8Vレギュレータに5Vを供給。
    2. 9番と14番を接続。基板上の3.3Vレギュレータを使用。
    3. 10番と12番を接続。基板上の1.8Vレギュレータを使用。

    と設定されています。

  • J11(PH3P) ACT_LED 信号取出用コネクタ
    本コネクタはACT_LED駆動信号を外部に引き出すためのコネクタです。1番に外部LEDのアノード、3番にカソードを接続することによりフロントパネルなどに取り付けたLEDを点灯させることができます。KCM3MB1上のLEDを使用する場合には付属のショートプラグを1番、2番間に挿入しておいて下さい。外部のLEDに電流制限のための抵抗は追加する必要はありません。一番より15mAが供給されます。なお、ACT_LEDをActive(点灯)させるためには/boot/config.txtに下記の一行を追加し使用しているGPIOの番号を設定しておく必要があります。
    dtoverlay=pi3-act-led,gpio=16
    注)KCM3MB1ではGPIO16でLED1をドライブします。

    J11 LED1バイパス B3B-PH-K-S
    端子番号 信号名 内容 備考
    1 VCC5 LED用電源 U13(FET Switch)出力より供給。
    2 LED1 LED1アノード KCM3MB1上のLED1(ACT)アノード。
    1-2ショートで点灯可。
    3 EX_LED1 外部 LED1 カソード 外部LEDのカソードに接続。
    アノードには1番を接続。

     

  • J12(PH3P) Power_LED 信号取出用コネクタ
    本コネクタはPower_LED駆動信号を外部に引き出すためのコネクタです。1番に外部LEDのアノード、3番にカソードを接続することによりフロントパネルなどに取り付けたLEDを点灯させることができます。KCM3MB1上のLEDを使用する場合には付属のショートプラグを1番、2番間に挿入しておいて下さい。外部のLEDに電流制限のための抵抗は追加する必要はありません。一番より15mAが供給されます。

    J12 Power LED バイパス B3B-PH-K-S
    端子番号 信号名 内容 備考
    1 VCC5 LED用電源 U13(FET Switch)出力より供給。
    2 LED2 LED2 アノード KCM3MB1上のLED2(ACT)アノード。
    1-2ショートで点灯可。
    3 EX_LED2 外部LED2 カソード 外部LEDのカソードに接続。
    アノードには1番を接続。

     

  • J13(PH3P) Shutdown_LED 信号出力コネクタ
    本コネクタはShutdown_LED駆動信号を外部に引き出すためのコネクタです。1番に外部LEDのアノード、3番にカソードを接続することによりフロントパネルなどに取り付けたLEDを点灯させることができます。KCM3MB1上のLEDを使用する場合には付属のショートプラグを1番、2番間に挿入しておいて下さい。外部のLEDに電流制限のための抵抗は追加する必要はありません。一番より15mAが供給されます。

    J13 Shutdown LED バイパス B3B-PH-K-S
    端子番号 信号名 内容 備考
    1 VCC5 LED用電源 U13(FET Switch)出力より供給。
    2 LED3 LED3 アノード KCM3MB1上のLED3(ACT)アノード。
    1-2ショートで点灯可。
    3 EX_LED3 外部LED3 カソード 外部LEDのカソードに接続。
    アノードには1番を接続。

     

  • J14(PH4P) Start/Shutdown Pushボタンスイッチ延長用コネクタ
    本コネクタはStart/Shutdown ボタン信号を延長し、パネルなどに取り付けPushボタンスイッチで、Start/Shutdownが実行できるようにするためのものです。増設する押しボタンスイッチは2回路2接点のPush-ON(Make、A接点)タイプの製品をお使い下さい。MAKE接点と本コネクタの1,2および3,4の各回路に接続することによりKCM3MB1上のPushボタンスイッチとWired-ORされます。

    J14 Start/Shutdown ボタン バイパス B4B-PH-K-S
    端子番号 信号名 内容 備考
    1 PB_N Pushボタン ’L’アクティブ U15(LTC2951CTS8)のPB_Nに接続。
    2 GND GND ボタンが押されたら 1-2間を短絡する。
    A接点モーメンタリ。
    3 VCC3.3 VCC 3.3V ボタンが押されたら 3-4間を短絡する。
    A接点モーメンタリ。
    4 P_DWN Shutdown ボタン検出通知信号 Shutdownボタンが押されたことを、
    GPIO6を通してMPUに通知する。

     

RAL-KCM3MB1のH/Wの紹介、各機能の紹介をいたしました。
次回は電源を用意して実際に動かすまでということでお話を進めてゆきたいと考えております。

Raspberry Pi を本格オーディオ機器へもっと楽しむ
Raspberry Pi オーディオ組込用 マザーボーボード
製品情報
RAL-KCM3MB1

Raspberry Pi Audio Cookbook #1 – 1

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Posted on 15th 5月 2017 by admin in Raspberry Pi Audio Cookbook |Tips


Raspberry Pi Compute Module 3 専用
キャリアボード登場

Raspberry Piを使ってNet Audio機器の自作に挑戦したい。
そんな自作オーディオを趣味とされる皆さんに楽しんで頂くために、当社ではRAL-KCM3MB1というRaspberry Pi Compute Module 3専用のキャリアボード(マザーボード)を発売します。 Raspberry Piシリーズは名刺サイズ(PCカードサイズ)のRaspberry Pi 基本タイプ、さらに小さい Raspberry Pi Zeroが有名ですが、機器組込用としてCompute ModuleというDDR2 SODIM メモリソケット対応のModuleも発売されています。  特にCompute Module 3(CM3)はRaspberry Pi 3と同じ4コアのCPUを搭載した最新、高速版です。

私達はRaspberry Piが発売された当初からいろいろと実験してきましたが、実用的なものに組み込んで使用する上でいろいろと不満がありました。 そのため、CM3に対応し、必要な周辺回路を実装したキャリアボードを開発し、Raspberry Piの応用分野をひろげるだけでなく、自作派オーディオマニアの皆さんにも提供することにいたしました。

USB Hi-Speed、HDMI のコンプライアンステスト合格基準を満足しているだけでなく、静電破壊対策、不要輻射対策、インピーダンスコントロールを行った業務用マザーボード仕様です。 また、自作派のみなさんがオーディオ機器らしいケースに組み込みやすいようコネクタの配置や電源スイッチ(Start/Shutdownスイッチ)なども工夫しました。さらにRaspberry Pi 2、3互換の40Pヘッダも搭載しましたのでRaspberry Pi 2や3で実験していた電子工作をそのまま移植することができます。
本Cookbookでは皆さんがご自分の手でRaspberry PiでNet Audio機器を作り、改良しながら「いい音で音楽を楽しんでいただけるよう」に必要な情報を提供してゆきます。 Net上にはRaspberry pi Audioに関する情報が氾濫していますので、それらも参考にされながら「自作オーディオ」をお楽しみ下さい。
ただし、OSのVersionの違いなどでNet上で得た情報そのままでは動作しないということもありますのでご注意下さい。

本CookbookでもOSの更新などには逐次対応しながら情報を提供してゆく予定です。


用意するもの

お料理本と同様に本Cookbookも材料の説明からはじめてゆきたいと思います。

  1. RAL-KCM3MB1 CM3専用キャリアボード
    …. これがないと始まりません。
  2. Raspberry pi Compute Module 3 Lite
    …. 4GBのe-MMCメモリなしのタイプ。
    4GBのe-MMCメモリ実装済のCompute Module 3を使用される場合はKCM3MB1上のmicroSDカードスロットは使用できません(CM3上で無効となっています)。CM3へのプログラムの書き込みは専用のmicroUSBコネクタを使用します。
  3. DC +5V電源 ….出力3A以上、DC+5V+/-0.25Vのレギュレータを用意して下さい。
  4. 有線LAN環境
    …. RAL-KCM3MB1を接続できるRouterやHUBの空きポートが一つ必要です。当然ケーブルも必要です。
  5. 8GB以上のmicroSDカード
    …. HC IタイプでOKです。Volumio2やMoOde Player, Rune Audioなどはそれぞれ専用のimageファイルで提供されていますのでできれば2枚以上の複数。中国の携帯メーカ向のBulk品(東芝またはSanDiskブランド)の特価品で問題なく使用できます。Raspbian Jessie Lite、Volumio2だけなら4GBのmicroSDカードでもOKですが、テスト用の楽曲データを入れたり、Raspbian Jessie PIXELをinstallする場合は4GBを超えますので8GBを購入しておいた方が得策です。インストール方法などは後で説明します。
  6. WindowsPC(Windows10)、microSD用Card Reader/Writer
    …. 古いモデル、安いモノはHC Iに対応していないことがありますので注意して下さい。
    同一Network内で‘Volumio’もしくは’Volumio.local’という名前でVolumioをインストールしたRaspberry Piに接続するためにはWindowsPC側にiTunesをインストールしておくと便利です。iTunesをインストールしておくとIPアドレスを直接入力しなくとも名前で接続することができます。これはAppleが開発したBonjourというゼロコンフィギュレイション技術がiTunesをインストールすることにより一緒にインストールされるためです。Volumio2をインストールしたRaspberry PiをWiFiルータに有線LANで接続しておけば、WindowsPCのiTunes、iPod、iPad、iPhoneなどからAirPlayの出力先としてVolumioが登録されます。
  7. 音源用USBストレージ、もしくはNAS
    …. 動作確認であればUSBフラッシュメモリが簡単です。Windows PC で音楽ファイルをCopyしておけば使用できます。 Volumio2ではDefaultでsystem用のmicroSDカードの未使用領域を拡張しinternal starageというフォルダが用意されています。WindowsPCからはTeraTermなどを使用してSSH、Samba経由で楽曲ファイル(WAVファイルなど)をCopyすることができます。詳しくは後ほど説明します。
  8. USB-DAC、ヘッドホン、アンプ+スピーカ
    RAL-KCM3MB1上にはPWM出力用の3.5ミニJackは実装していませんので音楽はUSB-DACもしくはHDMI-TVから出力することになります。
    Raspberry piのOSにはUSB Audio Class 1, 2の両方に対応したドライバが組み込まれていますので新たにドライバをインストールする必要はありません。USB-DACはBus_Powerタイプ、Self-Powerタイプのどちらでも使用可能ですが、Bus_Powerタイプの場合はUSB 2.0規格に準拠した製品(突入電流を含め500mA以下)を使用して下さい。
    ただし、起動時間が長い製品はBus_Power供給開始後RaspbianのDevice Checkに間に合わず応答できない場合があります。そのような場合にはRestartかRebootを行うか、Self_Powerで使用する必要があります。
    Raspberry PiにはUSB以外にI2Sを使用して音楽を出力することもできますがその方法については後日紹介します。
  9. 筐体
    ご自分でお好みのケースをご用意下さい。 市販のタカチ製のケースに対応した穴あけ加工図を後日upしますので参考にして下さい。加工図面をタカチに送付して加工を依頼することができます。ただし、タカチのケースの場合、シャーシアース(フレームグラウンド)の取り方に注意して下さい。アルマイト処理は電気的には導通していませんのでEMI対策、ハムノイズ対策には組立て時にネジにキクワッシャをはめて導通させ電位差をなくすことが必要です。
  10. データシートなどの参考資料
    Raspberry Pi Compute Module 3のデータシートなどの資料は下記のリンクから入手することができます。
    Raspberry Piの資料はこちら ⇒(外部リンク)
    上記のページ[DOCUMENTATION>HARDWARE>COMPUTEMODULE] にある、各項目を選択(クリック)し、必要な情報を入手もしくは閲覧しておいて下さい。各項目は以下の箇所。
    – Datasheet ・・・ CM3,CM3 liteのデータシートです
    – Schematics ・・・ CM3、CMIO Rev 3.0の回路図を入手できます。
    – Flashing the Compute Module eMMC ・・・ CM3のon-board eMMC Flashに書き込むための方法やWindows用Driverなどが入手できます。CM3 Liteを使用する場合は不要です。
    – Compute Module attaching and enabling peripherals guide ・・・ bootに必要なdata file、設定などの情報が記載されています。最初は特に目を通さなくとも問題はありません。

RAL-KCM3MB1の回路図、基板寸法図、ケースに入れる際に必要なコネクタ配置図は、下記からdownloadすることができます。ただし、無断引用はお断りいたします。
http://www.ratocaudiolab.com/ral/raspiaudio/cm3mb1/


次回からは、いよいよRaspberry Pi Compute Module 3の実装や、ショートプラグ、コネクタの説明をおこないたいと思います。

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製品情報
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新製品「REX-KEB03」先行試聴会(4/12 大阪・東京)

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Posted on 6th 4月 2015 by admin in Tips |お知らせ |武者修行

eイヤホンで発売前のポタアンREX-KEB03が試聴できる!

eearphonelogo keb03

来たる4月12日、1,000機種が試聴できるイヤホン・ヘッドホン専門店「eイヤホン」の大阪日本橋、東京秋葉原の両店にて、4月下旬発売予定のポータブルヘッドホンアンプ REX-KEB03 を試聴できるイベントが開催されます。REX-KEB03はこれまでもオーディオイベントに開発中の製品を参考出展し、ポータブルオーディオユーザーの注目を浴びてきました。今まで試聴したことがある方も、この機会に最終の仕上がりをぜひご自身の耳でお確かめください。

◆日時 :2015年 4月12日(日)12時~18時
◆場所 :
   eイヤホン 大阪日本橋本店(eイヤホン店舗案内ページへ)
   eイヤホン 秋葉原店(eイヤホン店舗案内ページへ)
◆URL :http://www.e-earphone.jp/

REX-KEB03情報をチェック!

多彩なUSB入力パターンでハイレゾ音源再生、 光デジタル入力も搭載したフルバランスポータブルヘッドホンアンプREX-KEB03。対応機種などの詳細は製品情報でチェック!
DSD対応DAC内蔵フルバランスポータブルヘッドホンアンプ
REX-KEB03製品情報

DSD対応DAC内蔵フルバランス ポタアン発売

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Posted on 3rd 4月 2015 by admin in Tips |お知らせ |製品情報

さて、このたび弊社では、多彩な入力と出力に対応したハイレゾ音源を再生で
きるDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「REX-KEB03」を4月下旬より出荷
いたします。

rexkeb03

本製品は、DSD128やL-PCM24bit/384kHzなどのハイレゾ音源を、多彩なデジタ
ル入力により再生することが可能なDAC内蔵バランス駆動型ポータブルヘッド
ホンアンプです。さまざまな接続パターンに対応しポータブル・室内を問わず
ハイレゾ音源をお楽しみいただけます。

USB入力と光入力を搭載し、多彩なデジタル入力パターンに対応。Lightningコ
ネクタを搭載するiPhone,iPad,iPod touchはもちろん、Xperia Z3など最新の
スマホやその他Android OS端末、WindowsPCやMacなどのパソコン、そして、
Astell&Kern AK240や据え置きのCDプレーヤーなど、光デジタル出力を搭載し
たオーディオ機器からデジタル入力することで、音楽データをフルバランスで
再生することが可能です。

rexkeb03_back

ヘッドホン出力は、RAL推奨バランス2.5Φマイクロジャック×2とシングルエ
ンド3.5Φステレオミニジャックを搭載。バランス出力には、これまでのRAL製
ポタアンで使用していたイヤホン/ヘッドホンはもちろん、SONY MDR-1Aなどの
バランスヘッドホンを3.5Φ⇔2.5Φ変換アダプター(SONY PC-262S×2)で
変換し接続することもできます。またAstell&Kern AK240/AK120IIなどに採用
されている2.5Φマイクロ4極にも対応。さまざまなイヤホン/ヘッドホンに対
応しています。

rexkeb03_front

リリース → 多彩なUSB入力パターンでハイレゾ音源再生フルバランスポタアン
製品情報 → http://www.ratocaudiolab.com/product/rex_a/rex_keb03/

ポタ研のご報告

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Posted on 23rd 2月 2015 by admin in Tips |イベント情報 |武者修行

2月14日(土)、フジヤエービック主催イベント「ポータブルオーディオ研究会 通称ポタ研」に参加しました。

例年以上に来場された人数も多く、非常に盛り上がりました。

イベント開催時の模様を撮影して参りましたので、その一部をご覧ください。

今年も昨年同様、中野サンプラザで開催されました。
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昨年は降雪により交通機関にも影響が出る中での開催でしたが、今年は晴天となりました。

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14F 会場入り口の様子。

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14F 会場全体の様子。かなり混雑しています。
(それもそのはず!公式発表では昨年と比較すると2倍の1,400名が来場されたようです。)

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当社ブースの展示内容。発表間近のREX-KEB03をはじめ、REX-KEB02iPアップグレードの予定を案内いたしました。

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Fit Ear様よりお借りした“”のバランス接続デモを実施しました。

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試聴用IEMを貸し出していただきましたFit Ear(須山歯研)様ブースの様子。

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もう1メーカー、当社へ試聴用IEMのデモ機をお貸しいただいた、くみたてLab様のブース。

当社ブースにも多くの方がお越しくださいました。誠にありがとうございました!

 

 

ポータブルオーディオフェスティバルのご報告

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Posted on 25th 12月 2014 by admin in イベント情報 |お知らせ |武者修行

先週末の20日21日、e☆イヤホン主催イベント「ポータブルオーディオフェスティバル」に参加して参りました。
年末の秋葉原ということもあり来場者も例年以上、非常に盛り上がったイベントとなりました。
イベント開催時の模様を撮影してまいりましたので、その一部をご覧ください。

今年も昨年同様、ヴェルサール秋葉原で開催されました。
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1F正面のメインゲート。今年も巨大へッドホンがお出迎え。
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1Fフロアの様子。Astell&Kernブース、e☆イヤホンのポタフェス支店が並ぶ同フロアは2日間を通して混雑していました。
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今年から面積が増加したB1F部分。
年々拡大するイベント規模と来場者の増加にe☆イヤホンの勢いを感じます。
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2Fフロアの様子。
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当社ブース付近の様子。
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当社ブースの展示内容。
多種多様のリケーブルを準備し、お気に入りのイヤホンでご試聴いただきました。
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当社今回の目玉!!参考出展したREX-KEB03(プロトタイプ)です。
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Lightning端子搭載のiPhoneなどに直結ケーブルで接続するとDSDなどのハイレゾ音源をネイティブ再生できる機能を搭載。
SONYのXPeria Z3などもOTGケーブルで接続してハイレゾ音源が再生できるスグレモノ。
光入力端子も搭載するため、非常に幅広いデジタルオーディオをこれ一台でカバーすることができます。
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ヘッドホン出力端子も大きく進化。
当社推奨の2.5φモノラル×2以外にもAstell&Kern AK240に採用される2.5φ4極バランスコネクタにも対応!
更には今秋に発売されたSONY製バランスヘッドホンに採用される3.5φステレオミニ×2にも変換アダプタを併用することで対応。
IRIS端子以外のバランス出力に対応できるため、既に購入したリケーブルをムダにしなくて済みますね。

今回も当社ブースに多くの方がおこしくださいました。誠にありがとうございました。

ポタフェスで開発中製品の展示が決定!

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Posted on 19th 12月 2014 by admin in Tips |イベント情報 |お知らせ

「ポータブルオーディオフェスティバル2014 in 秋葉原(通称:ポタフェス)」が、
明日12月20日(土)から2日間、開催されます。
※RALブースは2F-R8にて展示を予定しています。

現在RALで開発中の最新ポータブルヘッドホンアンプ(仮)の緊急展示が決定いたしました!!

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詳細(?)はコチラ → http://www.ratocaudiolab.com/news_event/event/2014/20141205.html
もっと詳細は会場にて!!!

◆テーマ:ポータブルオーディオフェスティバル2014(PORTABLE AUDIO FESTIVAL 2014)
◆日時 :2014年 12月20日(土)11:00~18:00(予定)、 12月21日(日)11:00~18:00(予定) の2日間
◆場所 :「ベルサール秋葉原」B1・1F・2F ※RALブースは2F-R8にて展示を予定しています。
◆住所 :東京都千代田区外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビルB1・1F・2F
◆料金 :入場無料
公式サイト:http://www.paudiofes.com/

みなさまのお越しを心よりお待ちいたしております。

REX-WIFISD1 DLNA対応ファーム公開!

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Posted on 19th 12月 2014 by admin in Tips |お知らせ

お待たせしておりましたWi-Fi SDカードリーダー「REX-WIFISD1」のDLNA対応ファームが
公開されました。

▼REX-WIFISD1ファームウェア(WiDrawer 2:DLNA対応版)のダウンロードサイト
詳細はコチラ → http://www.ratocsystems.com/services/driver/wifi/wifisd1_firmup.html

 

イベントでもご紹介した小規模のクローズドネットワークで実現できるネットワークオーディオに
ご興味のある方はぜひダウンロードしてください。

もし、お持ちのオーディオ機器がDLNA未対応でもご安心ください!
先日価格改定し、身近な価格になったWi-Fi/LAN対応ミュージックレシーバー「REX-LinkWF1」を使うことで、
オーディオ機器を家のネットワークに加えることができます。

詳細はコチラ → http://www.ratocaudiolab.com/product/rex_a/rex_linkwf1/

 

「AV Watch」の記事でもご紹介いただきました!

▼ラトック、ポータブルWi-Fi SDストレージ「WIFISD1」にDLNAサーバー機能追加
詳細はコチラ → http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20141218_680937.html

「ポータブルオーディオフェスティバル2014」(ポタフェス)に出展します。

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Posted on 8th 12月 2014 by admin in Tips |イベント情報 |お知らせ

世界中の有名メーカーヘッドフォン・イヤフォンを一堂に集め多数試聴できる年内最後の大イベント

東京・秋葉原「ベルサール秋葉原」にて、恒例のオーディオフェス「ポータブルオーディオフェスティバル2014 in 秋葉原(通称:ポタフェス)」が、12月20日(土)、12月21日(日)の2日間、開催されます。

今年もRALブースをご用意し皆様のお越しをお待ち申し上げます。
※RALブースは2Fにて展示を予定しています。

REX-LinkWF1
REX-KEB02iP
Wi-Fi/LAN対応ミュージックレシーバー
「REX-LinkWF1」
DSD対応フルバランスポータブルヘッドホンアンプ
「REX-KEB02iP」

◆テーマ:ポータブルオーディオフェスティバル2014(PORTABLE AUDIO FESTIVAL 2014)
◆日時 :2014年 12月20日(土)11:00~18:00(予定)、 12月21日(日)11:00~18:00(予定) の2日間
◆場所 :「ベルサール秋葉原」1F・2F ※RALブースは2Fにて展示を予定しています。
◆住所 :東京都千代田区外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビル1F・2F
◆料金 :入場無料
公式サイト:http://www.paudiofes.com/

みなさまのお越しを心よりお待ちいたしております。

Wi-Fi/LAN対応ミュージックレシーバーが大幅値下げ

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Posted on 5th 12月 2014 by admin in Tips |お知らせ |お買い得情報

スマホ・タブレットで快適ネットオーディオ!
Wi-Fi/LAN対応ミュージックレシーバーが大幅値下げ

REX-LinkWF1

ラトックシステム株式会社は、スマホやNASなど
DLNAネットワーク上の音楽データをオーディオ機器へワイヤレス伝送できる
Wi-Fi/LAN対応ミュージックレシーバー「REX-LinkWF1」を、
12/4より価格改定いたしました。

新標準価格(税別)¥10,400(旧標準価格(税別)¥16,800)

【製品情報URL】
http://www.ratocaudiolab.com/product/rex_a/rex_linkwf1/

今後Wi-FiストレージのDLNA機能を使った、
REX-LinkWF1の接続・再生まで快適にお使いいただくための
特集ページを掲載予定です。