foobar2000のWASAPI出力設定(Windows 8/7/Vista)

以前にも紹介した高音質フリーソフト「foobar2000」ですが、
このソフトは“コンポーネント”と呼ばれるオプションプログラムを設定することで、
数々の機能をプラスできることを皆様はご存知でしょうか。

その中の1つに、パソコンのカーネルミキサーと呼ばれる音声データが集結する
回路をバイパス設定できる“WASAPI Output”というコンポーネントが存在します。

元よりパソコンでは多くのサンプルレート/ビットレートの音声を
同時に扱えるようにするため、音声データを集約処理する
カーネルミキサー(Audio Engine)が存在します。
このカーネルミキサーは、PCゲームの音声やOSの警告音が同時に再生できる仕組みで、
扱うことができる音声を一度に処理し、1種類のサンプル/ビットレートに変換して
出力する回路であると言って差し支えないと思います。

数々の音声データを処理できる優れた機能ではありますが、
“元の音楽データを変換”してしまうため、PCオーディオユーザーからは
敬遠される機能でもあります。
そこで、このカーネルミキサーをバイパスすることにより、
音源に対して忠実な再生を可能にするのがWASAPI排他モード
(Windows Audio Session API)です。
この機能は、Windows Vista SP1より設定することができます。

本日記載した詳細内容については、
弊社オーディオ専用サイト「RATOC Audio Lab」の
ダウンロード”項目に掲載されています。

foobar2000をご使用であれば、ぜひ一度お試しください。
PCオーディオシステムがまた一歩、貴方の理想の音質に
近づくことができるかも知れません。

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