REX-Link2武者修行 #1 逸品館でスピーカを買う Part 2

 逸品館では、1時間くらい販売担当の松田さんにいろいろ教えていただきました。
Airbow_2 実際に持参したVAIOからREX-Link2経由でAirBow(逸品館オリジナルブランド)の小型デジタルアンプに接続し、iTunesやMediaPlayerでのHDDからのファイル再生、CDの再生と直接転送を行いました。同じCDをCDトランスポート+セパレートDAC経由で再生した音との比較試聴などを行っていただき、Pure-Audioから見た場合の現状のREX-Link2やPCオーディオの音質面での問題点についていろいろ指摘していただきました。

その結果、特に高音域については、社内での周波数特性の測定では問題はなかったのですが、逸品館の試聴環境ではCDトランスポートや専用DACと比較すると高音域が出ていませんでした。帯域外フィルタの設定ではCDの最高音域を超えていたので問題はないと思っていたのですが、前述のとおりタイムドメインBoseのようなフルレンジ1発のスピーカで試聴していたので気づきにくかったのではないかとの指摘をいただきました。

結局、今後の試聴用(当然、タイムドメインBoseでも試聴を続けますが)として、audio proImage11というツイーター付のスピーカを逸品館で改造したものを購入しました。これならサイズも小さく、価格も40,900円でしたので現状のREX-Link2のコンセプトからも大きく外れません。

 また、これまでは「PCでオーディオ」とか「音楽を圧縮、携帯プレーヤ」とか口にするとオーディオ関係の方々から激しく拒絶されていたのですが、逸品館の松田さんからは、「現状のPCオーディオではまだまだ音質上問題はあるが、今後は音楽を楽しむ上でPCは無視できないので音質の向上に向けて努力するのは良いことだ」とのご意見をいただきました。
 これまでは、REX-Linkシリーズについてオーディオ専門店の方からご意見を頂いたことはありませんでしたが、これを機会にオーディオ専門店やオーディオマニアの方々のご意見を聞いてまわる「武者修行」を始めたいと思っています。もちろん、本Blogへのトラックバックも大歓迎です。

REX-Link2武者修行 #1 逸品館でスピーカを買う Part 2」への2件のコメント

  1. (このコメントは公開されなくても構いません。批判的な表現が含まれていますので。)
    エラー訂正もろくにしてないCDプレーヤーのダメさ加減がいろいろな所で言われ、明らかになっている今日でもCDPを売っているオーディオ屋さんの指摘がそんなにありがたいとはちょっと思えません。いゃ、逸品館さんはオーディオ業界でも良心的で誠実なほうのお店ですが、これに関しては・・・。
    なんで私が今回書き込んだかと言うと、このREX君、たぶん貴社が考えている以上にモノ凄い製品なのではないかと、勝手に思っているからです。
    少なくてもうちのシステム(詳細は省略しますが、見る人が見れば「あ、ProCable仕様ね」とわかるラインナップです)では、JAZZとか聴くと、気持ちいいくらい生音に限りなく近い音を出してくれています。ほんとはAirMacExpressと比較してから書きたかったんですが、PCにうまく取り込めませんで・・・。その辺の使い勝手も含めてREX君はいい製品だと思います。
    この手の製品は、PCの音楽データをアンプまで欠落なく転送するのが役割だと思いますので、リファレンスシステムに振り回されずに、コンピュータ機器としての性能(特に「エラー訂正」の性能)を追い求めていけばいいのではないでしょうか。AirMacExpressも、たぶん「1と0」しか訂正してないだろう、という話ですし。
    それと、モニターの方の中にプロの音楽関係者がいらっしゃいましたが、こういう方の意見こそ大事にされるべきだと思います。プロの使用に耐える製品は、オーディオ業界の中では頭抜けた存在になります。
    以上すみません、とりとめなく書いてしまいましたが、この記事がどうにも気になったもので。では。

  2. PCオーディオに積極的なラトック

    HDD用リムーバブルケースのIDEHD対応SATA変換トレイ,SA-35TRAIDEの仕様を確認しようとラトックのホームページを見ていたらちょっと気になる製品を発見。PCの音楽をワイヤレスでオーディオ・アンプに送信するアダプター,REX-Link2EXだ。10月下旬発売予定。これは,簡単に……

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