Raspberry Pi Audio Cookbook #8

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Posted on 30th 6月 2017 by admin in Raspberry Pi Audio Cookbook |Tips

 

Raspberry Pi Audio 応用編

4. MoOde Audio player で音楽を再生する(セッティング)

前回は添付しているオーディオアプリの「Volumio2」で再生を行いました。
皆さんお楽しみいただけたでしょうか?

今回説明するアプリケーションはRaspberry pi audioの中でも、人気のあるプレーヤーのひとつ「MoOde Audio Player」について書いてみたいと思います。
本製品でMoOde Audioを動作させる手順やRAL-NWT01やRAL-KCM3MB1に最適化する方法などを解説します。

4-1. moOde Audioのダウンロード準備をする

MoOde Audioのディストリビューションは、有料($10)となりました。また購入時にはPayPal(カード決済)が必要となっていますので、ご注意ください。
MoOdeAudioのwebサイト自体はじめてという方のために、ダウンロードの手順からご説明します。
また、以前の記事でも記載したセットアップ方法を使い、MoOde Audioをインストールしますので、SDカードへのインストール方法はそちらを参照し、インストールをおこなってください。
なお、インストールをおこなうためのユーティリティは、以下のとおりです。

SDカードフォーマットツール:「SDFormatter」
https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/
イメージ書き込みツール:「Win32DiskImager for windows」
https://ja.osdn.net/projects/sfnet_win32diskimager/

Macの場合は、Etcher for Macというユーティリティが有名です。

www.etcher.io


4-2. MoOde Audioのダウンロード(購入)

上記の準備ができれば、いよいよダウンロードをおこないます。

はじめに、webブラウザで「http://moodeaudio.org/」を入力しサイトに移動すると、以下のページ画面が表示されます。

MoOde Audioのwebサイト(2017年06月29日現在)

ページが表示されたら画面右上辺りにある「PURCHASE(購入)」をクリックします。

PURCHASE(購入)ボタンをクリック

PURCHASEをクリックすると、以下のような画面がポップアップします。

購入用ページが表示される

ここで説明(英語)にあるとおり、PayPalでの購入($10 USドル) → ファイルのダウンロードをおこないます。
※購入時のページはPayPalのページに移動しますので、日本語に対応しています。ご安心ください。

PayPalで支払いをおこない、ファイルをダウンロードする

ダウンロードとお支払いについては順序が逆になってもかまいませんが、支払い時に登録するメールアドレスにプロダクトコードが発行されるため(早ければ10分程度)ダウンロードしただけではファイルを解凍できません。

ファイルのダウンロードが終わり、プロダクトコードの発行がおわれば、そのファイルを解凍します。解凍の際にプロダクトコードの入力画面が表示されるので、発行されたコードを入力します。

プロダクトコードを入力すれば解凍が始まる

ファイルの解凍後、Windowsならば「Win32DiskImager for windows」、Macならば「Etcher」を使いイメージを書き込みます。
書き込み方法はRaspberry Pi Audio Cookbook #extra edition 「SDカードへイメージファイルを書き込む方法 」をご参照ください。

イメージの書き込みが終了した後、本体背面のmicroSDスロットへMoOde AudioをインストールしたmicroSDカードをセットし、本体を起動します。


4-3. MoOde Audioの本体最適化(SSHを使ったコンフィグ設定)

本体を起動すると、MoOde Audioは起動します。
が、このままではシステム終了時に自動終了してくれません。
ですので、設定ファイルに以下の文を追加します。

今回のMoOde Audioにはあらかじめ ComputeModule3用の定義ファイル が組み込まれていますので、Volumio2の時のように、ファイルをコピーする作業は必要ありません。

※ここでは、Windowsからネットワーク接続し本体の操作が可能なターミナルソフト「Tera Term」を使用し、設定ファイルに書き込みをおこないます。
ターミナルソフト「Tera Term」https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/

Tera Termの準備ができれば、TeraTermを起動します。起動すると以下の画面が表示されるので、「ホスト」の欄に「moode」を入力しOKをクリックします。
※SSHバージョンは2ですので「SSH2」になっていることを確認しておいてください。

ホストに「moode」と入力しOKをクリックする

画面がユーザーネームとパスコードの入力画面に移行すれば、ユーザー名に「pi」パスフレーズに「raspberry」と入力し接続開始します。

ユーザー名「pi」、パスフレーズ「raspberry」と入力しOKをクリックする

接続されると、以下のような画面が表示されます。

moodeOSトップ画面

pi@moode:˜$ の後に続いて、以下の文を入力します。
sudo nano /boot/config.txt ↵

設定ファイルの展開をおこなう

開いたファイルには、以下のように文字列が書かれています。

disable_salash=1
hdmi_drive=2
atparam=i2c_arm=on
dtparam=i2s=on
dtparam=audio=on

この文字列に以下の文を追加し、保存します。
※青文字列が追加部分です。
disable_salash=1
hdmi_drive=2
atparam=i2c_arm=on
dtparam=i2s=on
dtparam=audio=on
dtoverlay=pi3-act-led,gpio=16 ↵
dtoverlay=gpio-poweroff,gpiopin=5

設定ファイルに追記し、保存終了する。

入力が完了すれば、Ctrl + O キーを押してで保存し、Ctrl + X を押して終了します。

終了すると、一つ前の画面に戻ります。
pi@moode:˜$ の後に続いて、以下の文を入力します。
sudo shutdown -h now ↵

上記の文を入力することで、本製品は自動的に電源がOFFされます。

sudo shutdown の後ろにある -h や now といった文字列は、オプションと呼ばれるものです。
たとえば -h は、「シャットダウンをする」というオプションです。また、now は「今すぐに」というオプションです。
ほかにも色々ありますが、中にも -r というオプションがあり、これは「再起動する」というオプションです。試しに sudo shutdown -r now と打ち込んでみると、本体が再起動するはずです。

これで、MoOde Audioの使用準備が整いました。
次回からはMoOde Audioを使った音楽再生をおこないたいと思います。


 

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Raspberry Pi Audio Cookbook #extra

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Posted on 29th 6月 2017 by admin in Raspberry Pi Audio Cookbook |Tips

 

Raspberry Pi Audio 番外編

1.SDカードへイメージファイルを書き込む方法

番外編へようこそ。

こちらでご説明するのは、Windows用ディスク書き込みツールの定番「Win32DiskImager」を使ったRasberry Pi OSのイメージファイルの書き込み方法、また「Etcher」でのイメージ書き込み方法をご紹介します。
イメージファイルの書き込みについては以前のブログでもご紹介しましたが、改めてこちらで記載をしています。
すっかり忘れてしまった場合などにお役立てください。
また、今回はダウンロードやインストールの準備はすべて完了していることを前提でお話しますので、ダウンロードやインストールがお済でない場合は、あらかじめダウンロードおよびインストールを完了させておいて下さい。

イメージ書き込みツール:「Win32DiskImager」・・・ Windows OS
https://ja.osdn.net/projects/sfnet_win32diskimager/

イメージ書き込みツール:「Etcher」・・・ Windows / Mac
www.etcher.io

それでは早速はじめてみましょう。

1-1. Win32DiskImagerを使ったイメージ書き込み方法

フォーマット済みのmicroSDカードをカードリーダにセットし、パソコンと接続します。 Win32DiskImagerのインストールが終わっていれば、デスクトップに「Win32DiskImager」というアイコンが表示されているとおもいます。そちらをクリックしアプリケーションを起動します。

Win32DiskImagerの起動した画面

起動画面が表示されれば、以下の図の手順で書き込み作業をおこなってください。
※例はMoOde Audio Playerのイメージファイルですが、それぞれインストールする .imgファイルを選択してください。

例:イメージファイルを書き込む例

すべて完了すればアプリケーションを終了し、SDカードを本製品にセットすれば完了です。


1-2. Etcherを使ったイメージ書き込み方法

上記と同様、フォーマット済みのmicroSDカードをカードリーダにセットし、パソコンと接続します。 Etcher のインストールが終わっていれば、デスクトップに「Etcher」というアイコンが表示されているとおもいます。そちらをクリックしアプリケーションを起動します。

Etcherの起動した画面

起動画面が表示されれば、以下の図の手順で書き込み作業をおこなってください。
※例はMoOde Audio Playerのイメージファイルですが、それぞれインストールする .imgファイルを選択してください。

はじめに書き込むファイルを選択する。

ファイルを選択すると自動的に書き込むメディアは選択されます。変更したい場合はアイコン下の「Change」をクリックし変更してください。
すべてOKであれば、右にある「Flash!」アイコンをクリックすれば書き込みが始まります。

はじめに書き込むファイルを選択する。

すべて完了すればアプリケーションを終了し、SDカードを本製品にセットすれば完了です。

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Raspberry Pi Audio Cookbook #7

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Posted on 16th 6月 2017 by admin in Raspberry Pi Audio Cookbook |Tips

 

Raspberry Pi Audio 再生編

3. Volumio2で音楽を再生する その3

前回は本体内部ストレージから音楽を再生しました。

今回は、いよいよネットワーク上の音楽データを再生させてみましょう。
対象はNASやパソコンに保存している音楽データです。

3-1. 音楽の再生 ~ネットワークストレージ編~

前回同様、Volumio2を起動させます。RAL-NWT01をお使いの方は、ACアダプター、LANをご自宅のネットワーク環境に接続し、USBケーブルをお手持ちのUSB-DACと接続させてください。 RAL-KCM3MB01をお使いの方は、同じように電源、LAN、USBケーブルでUSB-DACと接続をおこなってください。
この同一ネットワーク環境下にNASが接続されていることを確認しておいてください。

また、今回NASと接続するにあたって以下のものを事前に確認しておいてください。

A. NASもしくはパソコンのコンピュータ名もしくはIPアドレスの控え
B. NASもしくはパソコンのアクセスに必要なユーザー名とパスワードの控え
C. NASもしくはパソコン内部の音楽データが入っている共有フォルダ名

接続構成図

Webブラウザを起動し、URLアドレス バーに「 http://Volumio.local 」と、入力します。


3-2. ネットワークドライブ検出方法

NASドライブの検索には、Volumio2の「マイミュージック」を選択します。

トップ画面右上のメニューから「マイミュージック」をクリックする

「マイミュージック」ページの「ネットワークドライブ」にある「+新規のドライブを追加」をクリックします。

「+新規のドライブを追加」をクリックする

「+新規のドライブを追加」をクリックすると、検索が始まります。
一定時間経過後、共有されているNAS・パソコンの一覧が表示されるので、該当の共有を選択し「保存」をクリックします。
このとき、共有されるNASやパソコンにIDとパスワードが登録されている場合は「拡張オプションの表示」をクリックし、表示された拡張オプションにあるユーザー名とパスワードにそれぞれ入力した後「保存」をクリックしてください。

表示される一覧から該当のNASを選択し「保存」をクリック

「保存」を押した後、画面右上に緑色のダイアログで「Success」と表示されれば接続成功です。

接続に成功すると、ネットワークドライブのリストに表示される

Attention1 ネットワークドライブ検出で表示されない場合は…

「+新規のドライブを追加」をクリックしてもリストに表示されない場合、以下の方法で接続することが可能です。

「ネットワークドライブのスキャン中」の下に「エイリアス」「NAS IPアドレス」「パス」と表示された場所にあらかじめ控えておいた「ホストネーム(コンピュータ名)」「ユーザーID・パスワード」をそれぞれ手動入力し、接続します。

エイリアス」:接続するネットワークドライブのVolumio上での名称を任意で入力します。例:Music など
NAS IPアドレス」:NAS、もしくは共有するパソコンの「ホストネーム(コンピュータ名)」を入力します。
パス」:接続するNASやパソコンの共有するフォルダの名前を入力します。

手動で設定する方法

上記の3つが入力した後、ユーザーID・パスワードが必要な場合は「拡張オプションの表示」からそれぞれを入力し「保存」、必要でない場合はそのまま「保存」をクリックしてください。

NAS IPアドレスで接続した場合

共有するNASやパソコンのIPアドレスを使って接続することも可能ですが、
ルーターから自動でIPアドレスを取得している場合、次回起動時にそれぞれの機器へIPアドレスの割り当てが変更される場合があります。
そのためホストネームでの接続をオススメします。

「♫マイミュージック」にある再スキャンを押しその後、画面左下の「♫一覧表示」を選択します。

再スキャン後 ♫一覧表示をクリックする

一覧表示メニューの「音楽ライブラリ」を選択します。

一覧表示の「音楽ライブラリ」を押す

ネットワークストレージの名前は 共有するパソコンを含め” NAS ” です。
音楽ライブラリのページから「NAS」を選択します。

「NAS」を選択する

「NAS」を開くと、先ほど設定したネットワークドライブの「エイリアス」名が表示されるので、
それをクリックします

先ほど作った「エイリアス」を選択する

先ほど保存した音楽データが一覧で表示されます。お好きな音楽を選んで再生してみてください。

保存した音楽データが一覧表示される

これでネットワークストレージからの音楽再生は完了です。
Volumio2ではほかにもAirPlayでの再生などさまざまな機能があります。
インターネットの情報などから楽しく活用してみてください。


 

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Raspberry Pi Audio Cookbook #6

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Posted on 15th 6月 2017 by admin in Raspberry Pi Audio Cookbook |Tips

 

Raspberry Pi Audio 再生編

2. Volumio2で音楽を再生する その2

前回はUSBストレージから音楽を再生しました。

今回は、本体ストレージ(microSD)の中に音楽データを保存し再生させてみましょう。

2-1. 音楽の再生 ~本体内部ストレージ(microSD)編~

前回と同様 Volumio2を起動させます。
下図を参考に接続し、本機の電源をいれてください。


最小接続構成図

Webブラウザを起動し、URLアドレス バーに「 http://Volumio.local 」と、入力します。


2-2. 内部ストレージ共有フォルダへの保存方法

Volumio2には、smbのような仕組みがすでに導入されており、Windowsの共有環境でもすぐに接続することが可能です。
共有の方法は2種類ありますのでご自身にあった方法で接続してください。


A. ホストネームで共有する場合

Windowsのデスクトップから、スタートメニューの検索窓もしくはコルタナの検索窓から、¥¥から始まる文字列「¥¥Volumio」と入力します。

入力が終わると下図のようなウィンドウが表示されます。
※もしユーザーIDとパスワードを入力するようなメッセージが出た場合は、ユーザー・パスワード共に” Volumio “を入力してください。


Windowsから共有をおこなった例(画面はWindows7)

B. IPアドレスで共有する場合

そのために現在接続されている本機のIPアドレスを確認します。

Volumio2のトップ画面右上にあるメニューボタンをクリックし、表示されたメニューから「ネットワーク」を選択します。


トップ画面右上のメニューから「ネットワーク」を押す

ネットワークの画面が表示されれば、ネットワークの状態にある ” Wired ” 欄に記載されているIPアドレスが本機のもつアドレスですので、それを控えます。


本体のIPアドレスを確認

次にパソコンと本機を共有します。
Windowsのデスクトップにもどり、スタートメニューの検索窓もしくはコルタナの検索窓から、先ほど控えたIPアドレスの先頭に¥¥をつけた「¥¥XXX.XXX.XXX.XXX」と入力します。(XはIPアドレスの数字上記の例の場合だと¥¥192.168.0.5)

入力が終わると下図のようなウィンドウが表示されます。
※もしユーザーIDとパスワードを入力するようなメッセージが出た場合は、ユーザー・パスワード共に” Volumio “を入力してください。


Windowsから共有をおこなった例(画面はWindows7)


上図のウィンドウが表示されればその中に「Internal Strage」というフォルダが見えます。そこに音楽データを保存してください。保存が終われば、webブラウザに戻りましょう。

もう一度Volumioの画面右上のメニューボタンをクリックし「マイミュージック」を選択します。


トップメニュー → マイミュージックをクリック
する

「♫マイミュージック」にある再スキャンを押しその後、画面左下の「♫一覧表示」を選択します。


再スキャン後 ♫一覧表示をクリックする

一覧表示メニューの「音楽ライブラリ」を選択します。


一覧表示の「音楽ライブラリ」を押す

内部ストレージの名前は ” INTERNAL (内部)” です。
音楽ライブラリのページから「INTERNAL」を選択します。


接続しているのはUSBなので「USB」を選択する

先ほど保存した音楽データが一覧で表示されます。お好きな音楽を選んで再生してみてください。


保存した音楽データが一覧表示される

これで本機内部ストレージからの音楽再生は完了です。
次回は、いよいよネットワーク上に保存しているオーディオデータNASに接続し音楽を再生させてみましょう。


 

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Raspberry Pi Audio Cookbook #5

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Posted on 14th 6月 2017 by admin in Raspberry Pi Audio Cookbook |Tips


Raspberry Pi Audio 再生編

1.Volumio2で音楽を再生する

前回でVolumio2のインストールまで進みました。みなさんは早速いろいろ試されているのではないでしょうか?

今回は、Volumio2を使って音楽を再生させてみましょう。
ここからは、ネットワークオーディオトランスポート「RAL-NWT01」と「RAL-KCM3MB1」共通のブログです。

1-1. Volumio2の起動

まずVolumio2を起動させます。RAL-NWT01をお使いの方は、ACアダプター、LANをご自宅のネットワーク環境に接続し、USBケーブルをお手持ちのUSB-DACと接続させてください。 RAL-KCM3MB01をお使いの方は、同じように電源、LAN、USBケーブルでUSB-DACと接続をおこなってください。

サンプルとして最小構成の図をご紹介します。

最小接続構成図

セッティングがおわれば、いよいよ本体の電源を入れてみましょう。

Volumio2初回起動時はファイルシステムの構築をおこないます。そのため3~5分ほど起動に時間がかかります。以降起動時には約1分ほどで起動します。

Volumio2が起動すれば、パソコンまたはタブレットやスマートフォンを使ってVolumio2を呼び出します。
Webブラウザを起動し、URLアドレス バーに「 http://Volumio.local 」と、入力します。

ご注意)
アドレス入力時「http://」を省略してしまうと、ブラウザでは「volumio」をWEB検索してしまうため、ローカル上のVolumioが表示されません。必ず「http://volumio.local」と入力してください。

ここで、2つのパターンに分かれます。

1. そのまま Volumioのトップ画面が表示された方。
2. アクセスできないまたは表示できないとブラウザに拒否された方。

Volumio2が表示されている方は、1-1-1. の項目はとばしてかまいません。
うまく見えない方はぜひお読みください。


1-1-1. http://Volumio.local を入力したのに見えない!なぜ?

じつはこの「http://volumio.local」は “ホストネーム” と呼ばれるものです。
アクセスを拒否された方はおそらくWindowsユーザーではないでしょうか?

Windowsには MacやNIX系のような サービスホストの発行・検索をおこなうサービスが含まれていないため、そのままでは見つけられないのです。Macでは標準的なサービスなので、Macユーザーであればホストネーム問題は発生しません。
※Windows10ではmDNS(Multicast DNS)サービスが追加になりましたがそのままでは使えません。
設定が必要ですがここでは割愛します。

では、Windowsでそれらを簡単にしてくれる仕組みは?というと “Bonjour” と呼ばれるサービスがそれにあたります。
そして、それはとても身近なアプリケーションが解決してくれます。

そう「iTunes」です。

Bonjourはアップル社のサービスなので、Windows用のiTunesをインストールすると、自動的にBonjourがインストールされます。
ただし、iTunesもインストールされてしまうので、Bonjourだけが必要な方は、Bonjour Print Serviceを使うとよいでしょう。

▼ iTunes for Windows ▼
https://www.apple.com/jp/itunes/download/

▼ Bonjour Print Service ▼
https://support.apple.com/kb/DL999?locale=ja_JP&viewlocale=ja_JP

Bonjourのインストールが終わればパソコンを再起動し、あらためてWebブラウザを起動してURLアドレスバーに「http://Volumio.local」と、入力します。

Volumio2 トップ画面

Webブラウザの画面に上記のような画面が表示されれば接続成功です。


1-2. Volumio2のオーディオ出力

それでは、実際に音を出してみましょう。
その前に、初めて起動した場合は出力先の設定が必要ですので、ここで設定しておきます。

Volumio2のトップ画面から右上の のマーク(以降:メニューボタン)をクリックし「プレイバックオプション」を選択します。

Volumio2 トップ画面から「プレイバックオプション」を選択

プレバックオプションの画面が表示されたら、「オーディオ出力」の出力デバイスをAudio Jack(初期設定)から「USB:XXXXXX(例ではRALDSDHA5)」に変更し、変更後「保存」をクリックします。

「プレイバックオプション→オーディオ出力」項を変更

次にその下の「プレイバックオプション」の項目に、”DSD Over PCM(DoP)”に関する設定があります。この部分は任意で設定するだけでかまいませんが、DoP再生に対応したUSB-DACをお使いの場合は、この部分をオンにし、その後「保存」をクリックします。

「プレイバックオプション→プレイバックオプション」項目のDoP設定

これで、オーディオ出力設定が完了しました。

それでは改めて出力を始めます。
Volumio2には音楽を再生させる手段として、大きく分けて3つの方法があります。

1. USBメモリなどに保存したUSB外部ストレージから再生させる。
2. 直接VolumioのSDカード内に音楽データを保存し再生させる。
3. ネットワーク上にあるNASに保存した音楽を再生させる。

これらを順番にご説明します。

1-3. 音楽の再生 ~ USBストレージ編 ~

USBストレージからの再生は、最も簡単でどなたにでも始めやすいのが特徴です。
はじめに、USBストレージを用意し音楽データを保存しておきます。音楽データの保存が完了すれば、USBストレージをパソコンから取りはずし本機に接続します。その際背面、前面どちらのUSBポートに接続しても問題ありません。

接続構成図(USBストレージ接続の場合)

USBストレージの接続がおわれば、Volumio2のトップ画面から右上のメニューボタンをクリックし、メニューから「マイミュージック」を選択します。

トップ画面右上のメニューから「マイミュージック」を押す

マイミュージックの画面にある「再スキャン」ボタンを押し、左下にある「♫一覧表示」をクリックします。

トップ画面右上のメニューから「マイミュージック」を押す

次に一覧メニューから「音楽ライブラリ」をクリックします。

一覧表示の「音楽ライブラリ」を押す

音楽ライブラリのページから「USB」を選択します。

接続しているのはUSBなので「USB」を選択する

先ほど保存した音楽データが一覧で表示されます。お好きな音楽を選んで再生してみてください。

保存した音楽データが一覧表示される

これでUSBストレージからの音楽再生は完了です。
次回は、本体のストレージ(microSD)に音楽データを保存して再生させてみましょう。


 

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