USBオーディオをベストの環境で使用するために その2

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Posted on 13th 9月 2013 by admin in Tips |武者修行

今週もUSBオーディオを接続した時に起こるトラブルへの対処法を紹介します。

【症状】 → 今まで使用できたUSBオーディオ機器が使用できなくなった。
【解決方法】

このような場合は、ドライバーの再インストールで改善する見込みがあります。
ドライバーCDが添付する製品の場合は、ドライバーのアンインストール⇒
インストールを行ってください。
標準のUSB Audio Classドライバーを使用する製品(接続すると自動で
ドライバーと関連付けられる製品)は、デバイスマネージャーで
一旦USBデバイスを削除し、再度接続し直してください。

ドライバーのインストール
OS標準のドライバーを使用する製品の場合。
デバイスマネージャーのサウンド、ビデオ、およびコントローラー内の
接続されたUSBオーディオ機器にカーソルを合わせて右クリックし、
“削除”をクリック。再度USBを接続してドライバーをインストールします。

【症状】 → 音楽を再生するとノイズが入る。
【症状】 → 再生途中でエラーメッセージが表示され、音楽が停止してしまう。
【解決方法】

こういった現象は、先週記載した3つの対策で改善される場合がありますが、
それ以外の対策を数点紹介します。

1.使用していないUSB接続機器を取り除く。
たとえ使用していなくても、パソコンとUSB機器間で常に通信がおこなわれる
USBデバイスがあります。そのため、使用中のUSBオーディオ機器に
何らかの影響をあたえる場合があります。
最低限(マウス/キーボード)以外のUSB接続機器を一旦取り除いて症状が
改善するするかをチェックしてみてください。

2.音楽データを変換して再生している場合は、データ通りに再生する。

PCMデータをDSDデータに、16bit/44.1kHzデータを24bit/192kHzに変換して
再生すると、音楽データ通りに再生するときと比べてパソコンに
大きな負荷をかけてしまう場合があります。
どの程度の負荷がCPUにかかっているかを目視する場合は、
タスクマネージャーのパフォーマンスで確認することができます。

CPU負荷
CPUはIntelのCore2を使用。
PCM⇒DSDデータへリアルタイム変換した場合のCPU負荷率。
かなりギリギリで動作していることが分かります。
使用する再生ソフトや設定により、負荷は大きく異なります。

3.音楽再生時に起動するアプリケーションを極力少なくする。
出来る限り音楽再生アプリケーション以外を起動せずに音楽を
再生してみてください。常駐するプログラムに不要なものがあれば、
こちらも無効にしてみてください。

4.パソコンを接続しているコンセントの環境を変更する。
コンセントの環境を変更するという具体的な内容は・・・
(1)現在使用するコンセントから別のコンセント(別のブレーカーに
接続されたコンセント)に変更する。
(2)パソコンとコンセント間にノイズフィルター付のACタップを使用する。
ということです。この症状はオーディオ機器をUSBバスパワーで
動作している場合によく発生する事例の1つです。

電源(コンセント)が影響でノイズが発生する具体的な事例を紹介しますと、
・換気扇を使用するとノイズが入る
・扇風機を使用するとノイズが入る
・照明を点灯するとノイズが入る
といった「電化製品から回り込むノイズ」が原因のようです。
これは家電に内蔵するモーターやインバーター回路から発生する
ノイズの原因だと思われます。またコンセントは交流であるため、
普段はあまり気にしない点ですが、コンセントに接続する極性を
変更(今とは逆に接続)することで改善する場合もあります。

【症状】 → 全ての項目をチェックしたが、正常に動作しない。
【解決方法】

このような場合は、現在接続されているパソコン以外のパソコンに接続して、
正常に動作するかをお試しください。その他のパソコンで正常に動作する場合は、
パソコンメーカーのホームページにアクセスし、最新のプログラムが
公開されていないかご確認ください。

2週に渡り、USBオーディオの環境について事例を含めて紹介しました。
何か心当たりのある場合は、一度点検をおこなってみてはいかがでしょうか。

USBオーディオをベストの環境で使用するために その1

1 comment

Posted on 6th 9月 2013 by admin in Tips |武者修行

USBオーディオ機器をパソコンに接続した際にうまく動作せず、
「あれっ?」と思われたことはございませんか?
こういったトラブルはそれほど珍しい事ではありません。
その原因のほとんどはパソコンの環境や設定による場合が多く、
トラブルの現象と対策も様々です。

そこで今回よりパソコンの環境や設定に関して、
問い合わせのあった事例も含めて改善方法を
ご紹介していきたいと思います。

【症状】 → 接続してもパソコンに認識されない。またはすぐに認識されなくなる。

こういった症状が発生した時に、点検する項目は下記の通りです。

【点検ポイントその1】 USBケーブルを変更する。
音質に影響する重要な要素として認識されつつあるUSBケーブルですが、
“オーディオグレード”のUSBケーブルとして発売されている一部の製品にも、
USB規格に準じていない製品もあります。
また品質の悪いケーブルでも動作に影響を及ぼす可能性があります。
特に長いUSBケーブル(3.0m以上)は要注意です。
まずオーディオ製品に付属するUSBケーブルで正常に動作するかを
チェックしてみてください。
弊社直販サイト「ラトックプレミア楽天市場店」で販売するOYAIDE製d+USBシリーズは、
USB2.0(HI-SPEEDモード)認定ケーブルであるため、こういった問題は起きません。

 d+ ClassS 
 d+ ClassA 
オヤイデ電気USBケーブル
(ClassS 1.0m)
オヤイデ電気USBケーブル
(ClassA 1.0m)

【点検ポイントその2】 パソコンに接続するUSBポートを変更する。
パソコンの機種により、どのUSBポートに接続するかで動作が不安定になったり
安定したりします。
最近のパソコン(特にノートパソコン)では、USB3.0ポートのみが
搭載されている機種も増えています。USBは下位互換なので問題なく動作する
“はず”なのですが、一部のパソコンではUSB3.0ポートに接続したUSBオーディオが
動作しない事例もあります。こういった場合は、USB2.0ポートに接続したり、
セルフパワータイプ(ACアダプター付属)のUSB2.0対応USB-HUBを使って
接続することで改善する見込みがあります。

USB3.0
USB2.0
USB3.0ポート
※他のUSBポートと見分けるため、コネクタの絶縁体には
青色を採用することが推奨されています。
USB2.0ポート

【点検ポイントその3】 パソコンの電源オプション設定を変更する。
工場出荷時のノートパソコンは“省エネ”で動作するよう設定されているものが
殆どです。これが原因でUSBオーディオ機器として接続時は認識されているものの、
いざ音楽データを再生すると急に認識されなくなるといった事例があります。
このような場合は【スタート】⇒【コントロールパネル】⇒
【ハードウェアとサウンド】⇒【電源オプション】から“高パフォーマンス”に
設定していただくことで、USBオーディオ機器へ安定したデータ転送と電源供給が
できるようになる見込みがあります。パソコンメーカーが独自にインストール済の
節電設定もありますので、こちらもチェックしてください。
高パフォーマンスの選択がない場合は、“電源プランの作成”から作成します。
設定

次回は音楽を再生するとノイズが入る症状などについてご紹介いたします。