foobar2000でPCM音源をDSDに変換して再生する その3

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Posted on 25th 1月 2013 by admin in Tips |武者修行

今回は肝心の音質についてのご報告です。

再生環境

前回同様の再生環境にヘッドホンを追加して試聴をおこないました。

foo_dsd_asioは以下の設定

ジェーンモンハイトのOVER THE RAINBOW(リリースは10年以上前)を試聴音源とし、
まずは44.1kHz/16bit(WAV)ファイルを変換せずに再生します。
非常にクリアな録音であるため、全ての音が明確に聞こえてきます。
こういった音質を好む方も多いと思いますが、私には少々刺激的な
音質に聞こえました。使用したヘッドホン(JVC製 HA-MX10)の影響も
少なからずあるようです。

次に44.1kHz/16bit(WAV)ファイルをDSD(2.8MHz)に変換して再生します。
少し刺激のあった女性ボーカルに丸みが帯び、非常に聴きやすくなりました。
しかし音の明瞭さを失うことがないため、今回の試聴環境においては総じて
良い傾向に音質が変化したように感じました。

次に音源を変更し、44.1kHz/16bit(WAV)ファイルの無変換再生とDSDネイティブ
再生の比較をおこないました。音源はNet Audio Vol.08の特別付録に収録されていた
スカボロー・フェアを使用しています。この付録には同一タイトルで4種類の
フォーマットが収録されているので、比較するには“もってこい”の音源です。
(44.1kHz/16bit・96kHz/24bit・192kHz/24bit・2822400Hz/1bit)

44.1kHz/16bit(WAV)データをDSDに変換して再生します。
サックス/ドラム/ウッドベースの音が明確に認識できる、非常に高い
解像度が特徴の録音です。ギターも刺激的になりすぎず、心地より音源でした。

次にDSDフォーマットのデータをネイティブ再生します。
やはりDSDネイティブ再生と言うべきでしょうか。PCM⇒DSD変換の音質より
余韻が自然で、音の広がりを感じます。また、沈み込むウッドベースの低域まで
聴き取ることができ、ボリュームを上げても五月蝿くなることがありません。
この音質の差は大きく感じました。

今回の試聴では、PCMの無変換とPCM⇒DSD変換の差も思った以上に大きいことに
驚いたと同時にDSDネイティブ再生の存在価値を改めて感じることができました。

このようにRAL-DSDHA1/RAL-DSDHA2とfoobar2000の組み合わせにより、DSD音源の
ネイティブ再生以外にも色々な楽しみ方ができる機器であることをご理解いただけたと
思います。是非この音質の違いを、皆様のシステムでご体感いただければと思います。

RAL-DSDHA1前面
◆RAL-DSDHA1◆
◆RAL-DSDHA2◆