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2007年4月 3日 (火)

REX-Link2武者修行 #1 逸品館でスピーカを買う Part 2

 逸品館では、1時間くらい販売担当の松田さんにいろいろ教えていただきました。
Airbow_2 実際に持参したVAIOからREX-Link2経由でAirBow(逸品館オリジナルブランド)の小型デジタルアンプに接続し、iTunesやMediaPlayerでのHDDからのファイル再生、CDの再生と直接転送を行いました。同じCDをCDトランスポート+セパレートDAC経由で再生した音との比較試聴などを行っていただき、Pure-Audioから見た場合の現状のREX-Link2やPCオーディオの音質面での問題点についていろいろ指摘していただきました。

その結果、特に高音域については、社内での周波数特性の測定では問題はなかったのですが、逸品館の試聴環境ではCDトランスポートや専用DACと比較すると高音域が出ていませんでした。帯域外フィルタの設定ではCDの最高音域を超えていたので問題はないと思っていたのですが、前述のとおりタイムドメインBoseのようなフルレンジ1発のスピーカで試聴していたので気づきにくかったのではないかとの指摘をいただきました。

結局、今後の試聴用(当然、タイムドメインBoseでも試聴を続けますが)として、audio proImage11というツイーター付のスピーカを逸品館で改造したものを購入しました。これならサイズも小さく、価格も40,900円でしたので現状のREX-Link2のコンセプトからも大きく外れません。

 また、これまでは「PCでオーディオ」とか「音楽を圧縮、携帯プレーヤ」とか口にするとオーディオ関係の方々から激しく拒絶されていたのですが、逸品館の松田さんからは、「現状のPCオーディオではまだまだ音質上問題はあるが、今後は音楽を楽しむ上でPCは無視できないので音質の向上に向けて努力するのは良いことだ」とのご意見をいただきました。
 これまでは、REX-Linkシリーズについてオーディオ専門店の方からご意見を頂いたことはありませんでしたが、これを機会にオーディオ専門店やオーディオマニアの方々のご意見を聞いてまわる「武者修行」を始めたいと思っています。もちろん、本Blogへのトラックバックも大歓迎です。

2007年4月 2日 (月)

REX-Link2武者修行 #1 逸品館でスピーカを買う Part 1

 REX-LinkシリーズはPCとオーディオ機器とのインターフェイスという新しいジャンルの製品です。販売は主にPCを扱っている家電量販店にお願いしていますが、サウンドボードでもありませんし、性格上はオーディオケーブルのWirelessによる置き換えという製品ですがオーディオケーブル売り場で扱う訳にもゆかず、かといって高級オーディオ機器売り場でも扱ってもらえないという状態です。
そこでPC用Wirelessヘッドホンという、もう少し性格のはっきりした商品を3年前に発売し、その後継機種を引き続き開発しています。
同時に、やはりラインナップを増やそうという方針の元、アンプも試作を行っています。

20070208_linkb_3  先月(2月8日)のREX-Link2の発表会ではヘッドホンの新製品REX-WHP2と並んで、まだ「名無し」でしたがデジタルパワーアンプのデモも行いました。
このアンプはinternet上でも有名なTripath社(残念ながら同社は奇しくも2007年2月8日に米国連邦破産法第11条の適用を受けてしまいました)のTA2020というデジタルアンプ用のICを使用して試作したものです。
Shisaku_1 Sisaku_ura_1

このアンプにBose101MMというスピーカを接続して音を出していましたが、Boseのスピーカには前回述べたような個性があるので別のスピーカを探すことにしました。
本当はJBL(アメリカに本拠地を置く世界有数のスピーカー製造会社)のスタジオモニターにしたかったのですが、REX-Link2の現在のコンセプトや対象市場から考えると、あまり大きくて高価なスピーカを使用して製品の試聴をするというわけにはゆきません。

 そこで今年2007年のCES(米ラスベガスで開催された世界最大級の家電の祭典International Consumer Electronics Show)で会場をうろうろしながら適したスピーカを探すことにしてみました。
デンマークのDynaudioが最高級のPC用スピーカという製品を発表していましたが、価格が2本ペアでUS$1,500という価格でした。
元々オーディオ用に販売しているブックシェルフ型のスピーカにパワーアンプを2個ずつ(2Wayスピーカなので)組み込んだ製品です。
確かにいい製品でしたが、US$1,500となるとスピーカとアンプ、それにREX-Link2を購入してもらった方が「オーディオの楽しみ方」としてはいいのではないかと思い断念しました。

 ちなみに、CESの高級オーディオ製品の展示会場はベネシアン地図)というホテルのフロアを借り切って行われていますので、一部屋ずつ入り込んで試聴していては何日あっても足りません。そこで、廊下を歩いて各部屋から聞こえてくる音を聞いて、「おっ」と思った部屋に入るという方法で探してみました。

 その結果、Highlandというブランドの小型スピーカがいいかなと思って質問してみると、フランスのメーカの製品で2本一組でUS$350ということで価格的にも手ごろでした。
 帰国後、日本国内でも販売されているかどうかインターネットで調べてみると、当社の近くの逸品館地図)という有名なオーディオ販売店でペアで25,000円(2007年2月末まで)で販売中ということを知りました。
これならREX-Link2、Highlandのスピーカ、Kenwoodのアンプ(KA-S10)で合計60,000円くらいに収まり、HDDミニコンポくらいの出費で新入生や新入社員で一人暮らしを始めるユーザのみなさんに「PCでいい音」を楽しんでもらえそうです。
早速、REX-Link2とVAIOを持ってスピーカを購入するために逸品館に出かけてみました。